キャンパスの動き(出雲キャンパス)

第11回看護学研究科セミナーを実施しました

日時:2023年5月26日(金)18:20~20:00
場所:島根県立大学出雲キャンパス 大講義室 
対面&オンライン同時配信(Zoom)
講師:鎌倉やよい先生 (日本赤十字豊田看護大学教授・学長)
テーマ:「看護ケアプログラムの構築」
参加者(Zoom参加者含む)
:研究科生名(前期6名、後期8名)、教職員21名、計35名。
アンケート結果(Formsにて配信・回収)
:回答数30名(85.7%)、内訳は研究科生12名(前期7名、後期5名)、教職員18名。
「講演の内容理解」では理解できたが27名(90%),「内容への興味関心」では興味関心ありが29名(97%)、「満足感」では満足感があったが27名(90%)、「今後への活用」では活用できるが28名(93%)の回答があり、ほとんどの参加者にとって満足感のあるセミナーとなりました。
感想では、「行動科学という視点で講義を伺ったのは初めてのように思います。プログラム開発の効果をどのように検証するのか、とても興味がありました。初めて聞く言葉が沢山出てきましたが、行動を意図的に分析するという解説で腑に落ちたように思いました。対象の行動を観察することが得意であるはずの看護職には重要な方法だとも感じました。(研究科生)」「行動変容のためには、問題が起こったときにその行動の前後に何が起こっているのか背景を分析し先行事象を見極め、先行子操作を行っていくことが重要であると理解できました。(教員)」「看護学研究では介入研究のデザインが難しいと思っていたが、シングルケース法などの手段を知ることができました。医師が症例報告を積み上げながら医学を発展させてきたように、看護も一つずつの看護を積み上げていく必要性をますます感じました。(教員)」など学びが深まったことや、今後の活用についての記載が多くみられました。 
今後の研究や教育に活用できる内容をご講義頂き大変有意義な機会となりました。
なお、本セミナーは杉谷藤子大学院教育奨学金事業として開催されたものです。