採血は臨床で必須の看護技術になりますが、実習では実施できるチャンスが少ない現状にあります。そこで、2023年3月7日、看護学科教員5名が中心となり看護学科学生を対象に「採血・静脈内注射(点滴)トレーニング」を企画しました。先着10名の募集をかけたところ、すぐに募集の枠が埋まり、当日は3年生10名、2年生1名の参加がありました。学生はリアルな採血体験ができる練習キットを用いながら、2人1組で繰り返しトレーニングを行いました。初めは「難しい」と言っていた学生もいましたが、回数を重ねるごとに手技が身に付き、トレーニングが終わるころにはにこやかな笑顔が見られるようになりました。