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いずも健康市民大学第7回講座「心理と食の関係パートⅣ~おいしく感じる環境とは~」を開催しました

 9月14日(木)に、いずも健康市民大学第7回講座「心理と食の関係パートⅣ~おいしく感じる環境とは~」を開催しました。
 食べ物のおいしさには、味や香り、温度などの食べ物の状態と食欲や食卓の演出法などの食べる側の状態が関わっており、その要因は複雑です。
 そこで、今回の講座では環境要因(食環境、外部環境、生体内部環境)の側面から、「心に残る食事とは?」そして「食生活でおいしさを演出する」ことについて、担当の籠橋教授(健康栄養学科)が解説しました。
 食品の色や噛むときの音がおいしさの感じ方に大きく影響すること、食体験がおいしさの記憶として残っていることなどが話題となりましたが、受講された方には自身の経験と照らし合わせて、実感していただけたのではないかと思います。また、今や、減塩できる画期的な食器が発明されたという話も出ましたが、講座の翌日、発明者が見事イグノーベル賞を受賞されたと報道されました。電気の力で塩味を増す食器「エレキソルト」の発売が早く実現されるといいですね。
 今回の講座の内容を、おいしい環境づくりに活かして食を楽しんでいただけますと幸いです。