サマープログラム2017

 私たちは8月6日から約3週間にわたる「セントラルワシントン大学」での滞在を通し、ネイティブな英語やアメリカの文化を肌で感じることができました。アメリカで体験した文化の違いなどすべての経験は、一つ一つが刺激的で一生忘れられないものになりました。人々との交流を通じてコミュニケーションや将来の夢について改めて考えるきっかけになりました。

以下コメント及び写真選定:三島遥、景山成美、吉岡菜々子 

Aug.8th-25th 英語の授業、プレゼンテーション

 アメリカに到着した翌日、プレースメントテストが行われ、ハリーポッターの組み分け帽子をまねてクラス分けが発表されました(上の写真は発表の様子です)。2〜3クラスに分かれた英語の授業は平日に行われました。授業はセントラルワシントン大学のネイティブの先生が行うため、すべて英語です。最初は戸惑いもありましたが、ペアワークやグループワークの多い楽しい授業でした!グループごとにテーマを決めてそれについて調べ、英語でプレゼン発表もしました。

Aug.12th Farmer's market

 午前中、Farmer's marketに行きました。Farmer's marketは新鮮な野菜やフルーツがたくさん売られていて、スーパーよりも安くゲットすることができます。食べ物だけでなく、お皿・花・石鹸・アクセサリーなど、様々なものが売られていました。そこでお土産を買っている人もいました。道端で演奏している人もいて、とてもいい雰囲気でした。犬を散歩している人も多く、Farmer's marketが散歩をするよい場所となっていました。みんなでそこで売られていた4ドルのチキンを買って食べました。とても柔らかくて美味しかったです。

Aug.16th Olmstead Place

 この日は朝からOlmstead Placeというところに行きました。草取りなどのパーク内の清掃のボランティアをし、パーク内をガイドの方に案内してもらいました。100年以上前に釘などを使わずに、木と木を組み合わせて作られた家を見せてもらいました。家の中にはその当時使われていた小物や家具などがそのまま残っていました。前日に作った模型のログハウスを持っていき、実際のログハウスの前で一緒に写真を撮りました。

Aug.17th 企業訪問

この日の午後はアンダーソン・ヘイという牧草を輸出している企業を見学させてもらいました。短大の卒業生の方が働いておられてお話しすることもできました。牧草の工場はとにかく広く、青汁のような匂いがしました。牧草は巨大で圧倒され、その牧草を食べてみることもできました。ここから世界中に牧草が輸出されているのだと思うと、規模の大きさを感じました。

Aug.19th Leavenworth

 Leavenworthはドイツをイメージして作られたドイツ村です。街並みがとてもおしゃれでいろんな国の観光客と会うことができました。お店がたくさん並んでいて、どこに入るか迷うほどでした。ジャーマンフードが人気だったのでソーセージを食べましたが、とても美味しかったです。お土産もたくさん買うことができました。自由時間がたくさんあったので、のんびりと過ごすことができました。

Aug.21st 日食

 アメリカで日食を見ることができる日だったので、屋上で日食を見ました。特殊なメガネをかけ空を見ていると、時間が経つにつれて太陽と月が重なっていく様子を観察することができました。特殊なメガネをかけて写真を撮ったり、日食の写真をきれいに撮ろうとしたりする人もいました。なかなか見ることのできない日食をアメリカで見ることができてよかったです。

Aug.22nd 川下り

 この日の午後はヤキマ川でラフティングをしました。アメリカの雄大な景色と心地よい風と共に川を下るのは本当に素晴らしい経験となりました。流れの速い場所や岩石、狭い場所を通ることもあり、船に乗っているチーム全員で声を出しながら頑張りました。ほかの船と遭遇すると水鉄砲などで戦い、びしょ濡れになりました。キッド先生の攻撃はさすがでした。みんな本当に楽しそうでキラキラしていました。後半は野生の鹿なども見ることができ、それも貴重な経験となりました。

Aug.23rd ハイキング、Yakama Nation Cultural Center

 午後から2つのグループに分かれて活動しました。People's Pondに行ったグループは、ハイキングをしたり、芝生でサッカー、バレー、フリスビーをしたりして遊びました。Yakama Nation Cultural Centerに行ったグループは、魚を捕るための道具などを見たり、ミュージアムの方の話を聞いたりしてYakama Nation(アメリカの先住民族)について学びました。帰りにショッピングモールに行きました、自由に買い物をしたり、お土産を買ったりしました。

Aug.25th Banquet 

 最後のパーティーを着物やドレス、スーツなどを着て行いました。夜ご飯がいつもより豪華で、とても美味しかったです。ご飯を食べた後、クイズ大会が始まりました。グループに分かれて、クイズに参加し正解したチームの一人が商品をもらえます。先生たち手作りのクイズで、研修にちなんだクイズだったので、大盛り上がりでした。そのあとお世話になった人達へ、私たちから感謝を込めてカントリーロードを英語と日本語の両方で歌いました。みんな泣きながら歌っていました。とても素敵な時間でした。パーティーが終わってもずっと写真撮影をみんなでしていました。最高のメンバーと過ごしたこの3週間は決して忘れることのできない素晴らしい思い出となりました。

Aug.26th シアトルへ

 ついにエレンズバーグを離れる日となりました。お世話になったCWUの先生、カンバセーションリーダーも見送りに来てくださり、別れが本当につらかったです。この出会いをこれからも大切にしたいです。
そしてシアトルへ向かいました。シアトルは雨が多いと聞いていましたが、この日は晴天で、行きと帰りにはマウントレーニア山も見ることができました。シアトルでは自由行動で、自分たちだけで動けるのか心配でしたが、それぞれショッピングをしたり観光をしたりと、充実した1日となりました。