サマープログラム2011  

日本からエレンズバーグに到着しました。飛行機から降りたら、あまりの寒さにみんな驚きました。半袖では過ごせそうになかったので、すぐにセントラルワシントン大学（以下　CWU）のトレーナーを購入。大学は広くて、敷地内に食べ物屋や服屋などがあって、これからの生活が楽しみになりました。

学内ツアー
午前中は授業内容についてのオリエンテーションを受けました。午後からは学校の中を案内してもらい、いろいろな施設の説明を聞きました。大学は夏休みでしたが、テニスコートや科学資料館にはたくさんの市民の人がいて、にぎやかでした。校内があまりにも広かったので、私たちは足が痛くなりました。ちなみに、寮から食堂までは、１５分かかりました。

市内ツアー
午後からは学内ツアーに加え、市内ツアーにも行きました。２つのグループにわかれて馬車でエレンズバーグを観光しました。馬車は車と一緒で道路を走るので、すごく目立っていて、たくさんの人が手を振ってくれました。馬はカウボーイさんの指示をちゃんと聞き、信号を守っていて、賢いなと思いました。

５人組を４グループ作って、CWUの学生をリーダーとして活動しました。それぞれのグループで、カフェやアイスクリームショップに行ったり、ゲームで遊んだりして交流しました。会話はもちろん全部英語なので、とてもいい勉強になり、有意義な時間を過ごすことができました。

学校から車でヤキマ川まで移動しました。到着して、準備運動にオールを使ったゲームや日本の言葉を使ったゲームをしたあと、３つのボートにわかれ、川下りをしました。ボートには水鉄砲があったので、みんなで水をかけあって遊びました。途中でボートが岩に乗りあがるなどのハプニングもありましたが、楽しかったです。

アメリカに来て初めての休日でした。夕方まで、それぞれ買い物をしたり、部屋で過ごしたり、自由な時間を堪能しました。夜はCWUの生徒さんと一緒にバーベキューをしました。とてもおいしかったです。日が暮れるのが遅かったので、そのあとみんなでアメリカのゲームをして遊びました。体を動かせてよかったです。

朝からシアトルに行って、マリナーズVSレッドソックスの試合を観戦しました。前日までマリナーズはずっと負けていたけど、私たちが見に行った日は勝ったので、とても嬉しかったです。応援席はすごく盛り上がっていて、特にイチローが打席に立った時は大歓声でした。用意されていた横断幕で私たちも必死に応援しました。

学校から歩いて５分の学長さんの家に行きました。運悪く学長さんが病気だったので、会うことができませんでしたが、学長さんの奥さんと、副学長さんと楽しくお話をしました。家が大きくとてもきれいで、出されたお菓子もおいしかったです。

この日は授業がなくて、朝からコロンビア川に行きました。日本では見ることのできない景色を味わえてよかったです。お昼は海が見える大きな公園でお弁当を食べました。風も吹いていて気持ちがよかったし、海に足をつけたり、砂場で遊んだり、のびのびと過ごしました。

チンパンジーの行動・知能などを研究するセンターが、CWUの中にあり、そこに見学しに行きました。ジェスチャーで人間とコミュニケーションができるので、本当に賢いなあと感じました。人間のように雑誌を読んだり、洋風を着たりしていて驚きました。アメリカのチンパンジーは、大きくて威圧感がありました。

学校から少し離れた牧場で、乗馬体験をしました。前半と後半にわかれて馬に乗り、山道を登りました。牧師さんが私たちの顔を見て、どの馬と相性があうか考え、それぞれ乗る馬を決めてくれました。中にはわがままな馬や、マイペースな馬もいて、操るのが大変でしたが、誰も落馬せず、無事に帰ってくることができました。

CWU滞在の最終日、お世話になった先生方とお別れパーティをしました。CWUの研修終了証書をいただいたり、おいしい食事を楽しみました。この日のために練習した「花」を歌いました。別れるのがとても寂しくて、みんな涙を目に浮かべていました。

アメリカ滞在の最終日は、シアトルでの自由行動でした。観光名所やおいしい食べ物屋さんに行ったりして、１日中楽しみました。すっかりアメリカに慣れ、買い物などもスムーズにできるようになりました。