取り組みの内容

取り組みの内容

選定取り組みの概要 / 取り組みの内容 / 評価・運営体制 / 取り組みの目標 / 

全体スケジュール /  GPとは…… 

    

★6つの新規プログラム★

●教育面の取り組み

I.フレッシュマン・フィールド・セミナー

 旧来の「フレッシュマン・セミナーI・II」(通年開講)を、春学期「フレッシュマン・スキル・セミナー」に集約し、秋学期新規に「フレッシュマン・フィールド・セミナー」を開講します。春学期は現行の教育内容を引き継ぎ、アカデミック・スキルズ学習を行います。開講期間短縮を補うため、共通教科書を開発し効率化を図っていきます。秋学期は、行政/地方政治/経済・経営/中山間地域/地域と国際/文化・伝統の6つの「フィールド系」から1つを選択させ、アクティブ・ラーニングとフィールド学習を実践します。

 実施にあたっては、フレッシュマン・セミナー担当教員のFD研修を実施します。学生はチームに分かれて、デジタルカメラやICレコーダー等を使ったフィールド調査を行い、「フィールド内の問題を発見し解決策を提案する」課題に取り組んでいきます。

 教員は資料を提供し、学生が主体的に学ぶための助言を与え、グループワークによるアクティブ・ラーニングの管理を行います。学習計画は問題発見・解決技法のプロセスを基本にして構築します。フィールド学習にあたっては、地域連携推進センターが地域コーディネーターを使ってサポートしていきます。学生は地域課題発見活動を通して、体験的に自らの学習課題を発見し、また自らの生活と将来を設計する力をつけることとなります。

 

II.初年次サポート制度

 研修を受けた上級生をピアサポーター(PS)として活用し、初年次生の学習・学生生活を支援していきます。PSは公募と教員の推薦を経て選抜します。また、PSの支援活動に対してアルバイト代を支給します。以下がPSの業務となります。
 

  1. 履修・学生生活ガイダンス:大学が実施する入学時オリエンテーションではカバーできない、学生の視点に立ったアドバイスをおこないます。
  2. 「入門」講義教育補助:政治学入門/経済学入門等大人数講義の教材配布、出席管理、提出課題チェック業務。授業パフォーマンスの向上が目的です。
  3. PASS(Peer Assisted Support System)業務:英語科目、フレッシュマン・フィールド・セミナーにおける学習支援制度。英語科目はリメディアル教育の「補習」に導入します。フレッシュマン・フィールド・セミナーにおいては、経験のある学生がフィールド活動を支援。従事する学生は、下級生を指導する教育能力も要請されます。また、PSが随時相談に応じるための体制も整えます。

 

III.海外企業研修

 春季休業期に、学部教員、キャリアセンター教職員が引率し、1週間程度の研修を実施。研修先で日本からの進出企業を含め、現地企業・工場等を参観します。現地の経済・社会を知り、我が国や世界の産業構造の転換を実地研究することが目的です。

 

キャリア支援の取り組み

IV.キャリアシート

 入学直後から「キャリアシート」を作成することで、初年次から主体性を持ってキャリア形成に取り組む環境を整え、学生自らが学修と就業の目標を設定していきます。

 

V.キャリアカウンセリング

 就業活動やその準備段階で、問題を抱える学生は少なくありません。厳しい経済状況に直面し、就業活動に困難を抱え、メンタル面の不安を訴えるような学生、あるいは就職活動を中断するなどの問題を抱える学生が増加しています。ゼミ担当教員が、キャリアセンターと協力して一人ひとりの学生と面接し、就業に関する助言(キャリアカウンセリング)を行います。

 

VI.OB・OG企業調査

 就業した卒業生が働いている民間企業に調査員を派遣し、以下に関する就業先調査を実施します。

  1. 卒業後3年を目途とし、卒業生の就業満足度調査
  2. 卒業生に対する企業の評価調査
  3. 企業側が求める人材像等についてのヒアリング調査

 本学が実施してきたキャリア教育・就業支援の成果を検証し、就業支援に調査結果を生かしていくことが目的です。

 


 

お問い合わせ

〒697-0016 島根県浜田市野原町2433-2
島根県立大学 キャリア支援室
TEL:0855-24-2202
FAX:0855-23-7352
E-mail:career_all@u-shimane.ac.jp

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