教員一覧 島根県立大学看護栄養学部看護学科 (出雲キャンパス)

あなたの将来を豊かにする財産。
それは、恩師と呼べる教員と出会えること。
学問の探求者、そしてプロの教育者として、学生の成長こそが一番の喜びです。
本学で、そんな恩師と出会ってみませんか。

看護栄養学部 看護学科

加納 尚之 教授
一般・専門基礎分野

1985年鳥取大学工学部卒業、同年米子高専助手、1998年博士号取得(大阪府立大学)、2011年米子高専教授、2012年島根県立大学教授。TLSとなったALS患者のための脳波意思伝達システムの研究開発に従事。2009年特許取得「事象関連電位を利用したヒトの心理状等の判定装置」 特許番号 第4369290号。

西本 亜希子 講師
一般・専門基礎分野

看護実践での判断や行動の核になる臨床看護師のリフレクション能力をテーマとし、リフレクション能力を高めるための影響要因や必要な支援について研究しています。また、離島の高齢者の認知症予防についての研究や予防活動の取り組みを実施しています。

横山 淳美 講師
一般・専門基礎分野

東京医療保健大学看護学研究科修士課程高度実践看護コース修了。学部では、看護の基礎となる病態の講義を担当しています。研究では、高度実践看護である診療看護師(NP)の役割開発及びその教育を追究しています。

 
岡安 誠子 教授
基礎看護学

博士(看護学)。看護学部の教育では看護の共通基盤となる基礎看護学の科目を担当しています。看護学研究科では、「看護教育学」を専門とし、看護基礎教育や看護職の生涯教育に寄与できればと考えています。自身の研究では、看護学教育における教育原理の特性や教師教育、ひとのメタ認知や自己教育に関連した教育的方略をテーマに研究しています。

研究者情報

川瀬 淑子 教授
基礎看護学

学部では、基礎看護学の科目を担当しています。研究は看護師の臨床判断力の育成とその教育方法、影響要因に関する研究を行っています。臨床判断力を育成するためのシミュレーション教育プログラムの開発と実践、評価を行い、効果の検証を進めています。看護学博士。

高橋 梢子 准教授
基礎看護学

私たち看護職の実践は常に倫理的です。倫理的であることが当たり前であるがゆえに、看護倫理が注目されるのは問題が起きた時ばかりです。そうではなく、看護職がエンパワメントされる看護倫理について、探究したいと考えています。また、主体的学習法の研究もしております。

平井 由佳 准教授
基礎看護学

学部の授業では、診療援助技術や生活援助技術、ヘルスアセスメントの講義・演習を担当し、根拠に基づいた看護実践能力の修得を目指した教育実践をしています。教育実践の評価や、看護教育における協同学習の研究、看護学生や看護師の心や健康やストレス、性格特性や情動知能について研究しています。

安部 史子 助教
基礎看護学

看護組織において看護師一人一人が人として、また看護専門職として成長し、より良い看護が実践できるようになるための看護師間の相互性(ケアリング)について探求しています。また、看護学生が学内や臨地での実習において、安心して学べるための環境について研究しています。

 
鈩 貴裕 助教
基礎看護学

これまで、慢性疾患を抱える患者さんが自らの病いと向き合い、受け容れていくプロセスについて研究してきました。現在では、基礎看護技術の新たな可能性や科学的意義の付与を目指した研究に取り組んでいます。島根県出身で、本学短期大学部時代の卒業生です。

 
小田 美紀子 教授
公衆衛生看護学

人々が社会に適応し生き生きと過ごすために、コーチングが自己肯定感や心理的自立、行動変容に及ぼす効果やひきこもり支援のための心理的自立とコーチングによる関わりの効果を研究しています。不登校やひきこもりが保証される社会、多様な生き方が出来る社会の実現を目指します。

祝原 あゆみ 講師
公衆衛生看護学

保健師が行う災害支援等の健康危機管理や、住民主体の健康な地域づくり活動について研究しています。災害支援に関心を持つ学生サークルの活動支援や、いつまでも住み続けられる地域づくりをめざした地域包括ケアシステム構築に医療過疎地域の住民自らが取り組む活動の支援などを行っています。

研究者情報

小川 智子 講師
公衆衛生看護学

地域で暮らす人々は、複雑で多様な健康課題に直面しています。地域の課題解決に取り組む保健師が、自信をもって実践に臨むことができるキャリア支援のあり方について研究しています。専門職としての自信を獲得するために必要な現任教育のあり方について探究しています。看護学博士。

松岡 紗嘉 助教
公衆衛生看護学

離島地域に暮らしながら行政保健師として勤務した経験を基に、島嶼地域における保健師活動に関することや活動体制についてテーマを掲げて探求しています。地域の歩みや文化、人々の暮らしに寄り添った保健師活動、施策化の実践力を養う教育・研究を行いたいと考えています。

 
高橋 恵美子 教授
小児看護学

専門領域は、子どもと家族を対象とする小児看護学です。研究テーマは、グレーゾーンを含む発達障害のある子どもと家族への支援についてです。社会の中で生活のしづらさを抱える障がいのある子どもたちが、その子らしく生き生きと成長するために、私たち看護職に求められる看護について探求しています。

研究者情報

佐藤 基 講師
小児看護学

島根県立中央病院、島根大学医学部附属病院の小児科での臨床経験があり、日本DMAT隊員や災害時小児周産期リエゾンの資格を有しています。障がいや疾患をもつ子ども達が地域で安心・安全に過ごせることを目標に、災害時における人工呼吸器や酸素などが必要な医療的ケア児に関する研究を行っています。

 
小田 香澄 助教
小児看護学

小児専門病院での臨床経験を経て現職。研究テーマは、保育所に勤務する看護師の看護実践です。子どもの育ち、発達障がい、子ども虐待についても関心を持っており、探求したいと考えています。学生の皆さんが子どもの看護に必要な知識・技術を学べるようサポートします。

 
小野 奈留美 助手
小児看護学

小さく生まれた赤ちゃんとそのご家族に寄り添い、赤ちゃんを含めた家族が社会の中でそれぞれの家族らしく生活していくことができるよう、主に赤ちゃんが成長した際(幼児期)のご家族の不安や支援のあり方についての研究に取り組んでいます。

 
石橋 照子 教授
精神看護学

精神疾患を伴う人々の身体合併症ケア、子育て支援、就労支援などを通して、地域で普通に暮らしていけるよう当事者主体のエンパワメント実践技術の探求をしています。そのために、大学院生と共に「当事者自身の語りを反映させる」質的な研究に取り組んでいます。

大森 眞澄 教授
精神看護学

集団精神療法を基盤に、看護師のためのサポートグループを主催してきました。学部と大学院で担当する主な科目は、精神看護学です。講義・演習では、患者と看護師の相互交流に焦点を当てます。児童・思春期精神科医療を要する子どものケアと看護師の感情をテーマに研究しています。保健学博士。

松谷 ひろみ 講師
精神看護学

島根県立大学大学院看護学研究科博士後期課程修了。博士(看護学)。地域での保健師経験を経て現職。研究テーマは、地域で暮らす精神障がいのある方が自身の力を発揮しながらいきいきと生活していくための支援、特に働くことへの支援について取り組んでいます。

日野 雅洋 助教
精神看護学

精神科臨床での経験を元に、精神科病棟を中心とした臨床で実践されている精神看護、特に隔離や身体拘束などが行われることのある精神科急性期にある患者様への看護についての研究を行っています。

大﨏 美樹 教授
成人看護学

私が看護師として働いている時に患者さんの言葉で、何度も耳にしてきた言葉があります。「家族に負担や迷惑をかけるのがつらい」。こうした思いを抱く人に対して、看護師として何ができるのだろうかと考えてきました。人生の最期まで尊厳をもち自分らしく生きることを支える看護が研究のテーマです。

 
佐藤 美紀子 准教授
成人看護学

専門は慢性・終末期看護です。慢性疾患患者は、疾患に伴う症状やストレス等の療養生活上の課題に対処する「セルフマネジメント」が求められます。患者のQOLの向上に向けて、セルフマネジメント支援に関する研究を行っています。近年は「脳卒中セルフマネジメントプログラム」の開発に取り組んでいます。

渡邉 克俊 講師
成人看護学

ICU(集中治療室)・救急外来などクリティカル領域での臨床経験や、日本DMAT(災害派遣医療チーム)として、大規模地震災害直後の被災地での医療支援活動に従事した経験を活かし、大学近隣の地域住民や学生たちと共に、防災・減災に関する地域課題の解決に取り組んでいます。

 
園山 純代 助教
成人看護学

看護師が「人生の最終段階における患者・家族の最善の意思決定」を支えるために行うケアについて、“看護学×臨床死生学”の視点から研究をしています。フィールドワークでは、地域の皆様と学生が、“死”や“いのち”について語り合う「いきかたカフェ」の活動をしています。

 
松本 祐香 助教
成人看護学

看護の人材育成に貢献できるよう、看護教育の質の向上を目的とし看護大学生の自己教育力(主体的に学ぶ意思・態度・能力であり、基本的な志向性とその志向性に沿って自分自身を前進させて行く力、生き方、学習の仕方や学習意欲も含めた概念)に関する研究を行っています。

 
山口 扶弥 教授
地域・在宅看護学

これまで、地域・在宅看護、公衆衛生看護教育に携わってきました。「地域住民の健康な暮らしを支える看護」が研究のテーマです。健康の維持増進から療養支援まで、地域で暮らす人々のさまざまな健康課題に対して、その要因を探り、改善・解決にむけた支援について考えています。 

加藤 典子 准教授
地域・在宅看護学

管理者を含めた訪問看護職への人材育成等について研究しています。また、在宅領域でのエンドオブライフケアについても取組んでいます。看護学博士。


田原(阿川) 啓子 准教授
地域・在宅看護学

中山間地域や島嶼などルーラル地域における看護実践、文化看護の視点で看護実践の研究をしています。一方では、臨床経験が20年あり、臨床看護師時代の循環器疾患への想いから先天性心疾患児の自律に関する研究も島根大学のチームと共に取り組んでいます。 地域・在宅看護学の教育に関しては、地区踏査や地域アセスメント力を高め、ネガティブ・ケイパビリティという答えの見えない状況に耐える力を獲得しつつ、多くの人々の意見を参考に療養者と家族にとって最善の看護が提供できる訪問看護実践の教育に尽力しています。

吉松 恵子 講師
地域・在宅看護学

病院、訪問看護ステーションで看護師として勤務をしました。臨床での経験をもとに、地域で暮らす療養者さんやご家族の方が安全に生活することができるような支援を目指して、訪問看護師の医療安全に対する態度や安全教育プログラムの開発について研究を行っています。

板持 智之 助教
地域・在宅看護学

在宅で生活する方々が自分らしく病いと付き合うために必要な支援について研究をしています。特に在宅で生活する心不全療養者の方々の病いの受けとめやセルフマネジメントを支える訪問看護師の関りについて研究をしています。在宅で生活する方々のQOLが高まるために必要な支援についても考えていきたいと思っています。

 
井上 千晶 教授
母性看護学/助産学

助産・母性看護学領域を担当しています。研究では、生後早期からの授乳時の母子の相互作用の特徴について、子育て支援について研究しています。周産期・新生児期における支援だけでなく、思春期や更年期を含む女性の生涯において、女性とその家族への支援ができるよう取り組んでいます。

中谷 陽子 准教授
母性看護学/助産学

母性看護学、大学院高度実践者養成コース助産学領域を担当しています。母体の栄養摂取やストレスが胎児におよぼす影響、特に低出生体重児の出生に影響をおよぼす要因についての研究に取り組んでいます。

 
永井 真寿美 講師
母性看護学/助産学

精神疾患をもつ女性の妊娠・出産・育児への看護支援に関する研究、産科救急場面で発揮される助産師の看護実践能力に関する研究、家族のヘルスリテラシーに関する研究などを行っています。

並河 愛弓 助教
母性看護学

母性看護学援助論の講義や演習、母性看護学実習を担当しています。助産師として臨床経験を活かし、学生のみなさんと一緒に学んでいきたいと思います。研究においては、女性の月経周期に関連する様々な症状やその影響を軽減に関することをテーマにしています。

 
林 健司 准教授
老年看護学

フレイル予防や骨粗鬆症予防、骨折後の患者の生活支援に関する研究など運動器疾患に関連した研究を行っています。現在は、高齢者のヘルスリテラシーを高める介入プログラムの開発に着手しています。高齢者が「もてる力」を発揮できるよう、高齢者に対する接し方を学部生と共に考えていきたいです。

松本 亥智江 准教授
老年看護学

認知症予防、介護予防、シミュレーション教育に関する研究を行っています。地域での介護予防教室や地域の行事にゼミやサークルの学生さんと一緒に参加して、地域の方々との交流を通して地域活性化につながるような活動に取り組んでいます。趣味はアロマセラピーです。興味のある方は、研究室にお越しください。

加藤 さゆり 講師
老年看護学

地域高齢者の死生観や人生の最終段階の医療に対する考え、それらが家族との話し合いにどう影響するかを研究しています。併せて、地域住民へのアドバンス・ケア・プランニング(人生の最終段階の医療ケアについて、本人・家族・医療従事者らが繰り返し話し合う取り組み)の啓発に取り組んでいます。

荒木 さおり 助教
老年看護学

認知症者とその家族、認知症に関わる医療従事者を対象とした研究に取り組んでいます。地域で開催される介護予防教室等では「認知症予防・早期発見」や「筋トレ」について講話とレクリエーションを交えた講演活動を行っています。学内で学生が実施している認知症カフェ活動をサポートしています。