令和2年度 キャリアアンカー講座―私の目指す専門職像―を開催しました
令和2年度 キャリアアンカー講座―私の目指す専門職像―を開催しました
看護栄養学部2年次生を対象に、キャリアアンカー講座を開催しました。この講座は、自己の価値観を知り職業観を深め、職業的アイデンティティを形成する力を養うことをねらいとするもので、ワークを通じて「私の目指す専門職像」を明らかにしました。今年度は、感染リスク回避の観点から、動画配信(令和2年10月5日(月)~10月13日(火))による開催でした。
最初に、両学科合同でキャリアアンカーについて学び、その後、学科別にワークを行いました。看護学科は、日本看護協会が公開している「キラリ!看護のシゴト」の動画を視聴したあとのワークでした。健康栄養学科は、日本栄養士会が発行している「栄養で、世界は変わる。7つの職域に関する資料」を読むこと、管理栄養士の活躍の場所を調べることから、ワークを行いました。
実施後のアンケートでは、「目指す専門職像の展望ができた」との回答が9割を超え、すべての学生が講座について「今後に活かせる」と回答していました。
また、看護学科の学生からは、「初心に帰ったような気分になりました。助産師になれるように勉強頑張ろうと改めて思えた」、「自分が改めて看護職を目指す理由を明確にすることができ、頑張る意欲が高まった」、「日本看護協会の動画がすごく仕事に対して興味を引く物であった」、「看護師でも様々な道があるのだと具体的に知ることができた。特に、将来看護師として働いて極めたい分野が見つかれば専門看護師の資格も取りたいと思った」などの意見があり、グループワークを通して将来の自分について考える良い機会となりました。
健康栄養学科は、「自己分析ができ、自分を見直す機会になった」、「これからの講義への取り組み方ややりたいこと、将来について考える機会になった」、「将来に対する意識を高めていきたい」、「目指したい管理栄養士像や、そのために今必要なことを改めて考えることができてよかった」、「自分のやりたいことを見つけることが大事だと思った」、「自分の将来を明確にすることで、その目標に向かって努力できるようになると感じた」などの意見があり、専門職としての意識づけや、今後の自分の進路について考えるよい機会となりました。