先輩からのメッセージ 【令和元年度 卒業生】

先輩からのメッセージ 【令和元年度 卒業生】

先輩からのメッセージ

 私は、現在、大学院の助産師コースで学びながら、看護師としても働いています。
 大学の学部の授業では、島根県内各地に出かけて、地域での生活や課題を体感できるフィールドワークがとても魅力的です。私が助産師を目指したきっかけも、そこでの経験を通して、島根県の産科医の不足や地域偏在という課題を知ったからでした。
 また、1年生の時には、大学近隣の家庭を訪問する機会が実習の中でありました。対象者の方は「地域で生活する人」という視点をこの実習を通して培うことができました。
 さらに、私は、国際交流サークルに所属し、地域に在住する外国人の方と交流したり、海外のボランティアに参加したりしました。そこでは、自分自身の価値観を大切にしつつ、相手の価値観を尊重することの大切さを学びました。
 現在、大学院の講義のディスカッションや職場でも、これらの学びを活かして「その人らしさを大切にしたケア」を追求しています。

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島根県立大学大学院看護学研究科
博士前期課程(助産学領域)
鈴木 恵美子