令和4年度 学習会1を開催しました
令和4年度 学習会1を開催しました
【研修会報告】
タイトル:病気をもつ乳幼児期の子供を育てる家族支援
日 時 :令和4年11月30日 17:00~18:30
内 容 :
島根県立大学出雲キャンパス 阿川啓子准教授を講師にお迎えし、GCU3名、NICU2名、小児病棟3名、小児科外来2名、MSW1名、認定看護師1名が参加し研修を行いました。
近年、新生児医療、看護は新生児生存率の向上とともに、医療ケアを必要とする新生児の増加もみられています。また、医学的問題だけでなく、家族の療育力や療育環境の調整が必要な場合もあり、家族支援が重要となってきています。そこで、今回、病気を持つ乳幼児期の暮らしを知る、家族の力があることを理解する、母親の心情を理解する、病気を持つ母親の情緒的反応と対応方法を理解することを目的に研修を行いました。実際の症例の紹介があり、病気を持つ乳幼児の日常を知ることができました。また家族の力、母親の心情、情緒的反応と対応方法を学ぶことができました。今後、子供と家族が健やかに成長できるように、退院支援や外来でのかかわりに、この研修の学びを活かしていきたいと思います。先生には、日々の看護の中で困っていることなどの質問にも答えていただき、有意義な研修となりました。
【意見・感想】
・事例を用いて講義をして頂き、在宅で楽しく過ごしされている様子が分かりやすかった。
・実際の研究結果も提示して頂き、家族の思いをイメージしやすかった。
・家族が現実を受け入れるまでの情緒的反応についても分かりやすく、各反応に対する関りも具体的に学ぶことができた。
・今回の研修には様々な部署から参加して頂き、家族支援についての学びを共有することができ、今後も連携を密にしながら患児と家族を支えていきたいと強く感じました。
・家族支援の視点を忘れずに相談を受けていきたい。