”学習会12”を開催しました
”学習会12”を開催しました
大人の発達障害のある患者さんへの対応、退院支援などそれぞれの患者さんに合わせた支援ができるように、患者さんの生きにくさを理解し、寄り添いながら患者さんのできる力を伸ばしていけるような介入をしていくことを目的に、島根県立こころの医療センター集中治療病棟にて、9月22日(日)に看護連携型ユニフィケーション学習会「発達障害と看護」を行いました。
担当は島根県立大学出雲キャンパス准教授高橋恵美子と集中治療病棟の副看護師長・木村幸弘・杉谷久美子でした。研修参加者は12名で、講義のあと、発達障害の看護について事例検討を行いました。
科学的かつ具体的で、とても分かりやすく興味深い内容で、発達障害についてはこれまでも勉強をしてきたが、講義を聞き事例検討をすることで自分の看護を振り返る機会となりました。言葉の変換をすることで相手への伝わり方が変わってくることを実感でき、一人一人見えているもの、聴こえているものが違っていることを念頭に置き、自分たちの感覚と大きく異なっていることを理解しなければならないと思いました。今後障害について正しく理解し、個別性を尊重した看護実践を行い、患者さんが感じてこられた生きづらさや困難感に寄り添いながら関係を築いていくことが大切だと再認識しました。行動だけにとらわれず、行動に至った理由について傾聴するよう心掛けていきたいと思います。とても有意義で満足度の高い研修になりました。