看護連携型ユニフィケーション事業学習会を開催しました(12)

看護連携型ユニフィケーション事業学習会を開催しました(12)

 終末期の意思決定支援と臨終時の環境についてグループワークを通して考えることを目的として、平成30年11月22日(木)に島根県立中央病院においてユニフィケーション学習会を開催しました。担当者の島根県立大学出雲キャンパス平野文子教授と中央病院沖政真治副看護師長が中心となって学習会の企画・実施を行いました。

 研修参加者は、県立中央病院7階西病棟の看護師計9名でした。テーマは「終末期の看護について」で、まずは平野教授より終末期の看護について講義を行い、そのあと2グループに分かれて、終末期における意思決定時に看護師ができる支援についてグループワークを行いました。参加者それぞれが今までに経験した症例を思い出し、その時の自分を重ねながら講義を受けることができました。また、今まで自分が行ってきた看護を振り返るきっかけとなり、今後へ繋がる研修となりました。

 参加者の満足度は、満足が100%を占め、参加者からは、「同じような患者・家族を看ることがあり、どのように話をきりだせばいいか迷うことがあるので、今回改めて考える機会があってよかった」「テーマ、内容によってはシリーズ複数回企画もよいのではと思った」などの感想が寄せられ、今後への活用度の高い研修となりました。
学習会の様子