令和4年度 学習会6を開催しました

令和4年度 学習会6を開催しました

【研修会報告】ユニフィケーション学習会
タイトル:地域高齢者のアドバンス・ケア・プランニング
日 時 :2023年1月30日(月)14:00~15:00
    
内 容 :「出雲地域におけるACP」と題して、島県立大学看護学科講師加藤さゆり先生に講義をお願いし、島根県立中央病院緩和ケアナース会メンバー15名が参加しました。ACPの必要性、出雲地域のACP活動の状況を知ることができました。また、質疑応答を通し、教育現場と臨床現場との意見交換をすることもでき、満足度の高い研修となりました。終末期においても患者の意志が尊重されることが大切であることを再認識し、今後の看護に活かしていきたいと思います。
   
【意見・感想】
・ACPについて家族や友人など身近な人に伝えたい
・出雲市の高齢者のACPについて知ることができた
・ACPについて家族と話そうと思っていたので今回の研修をきっかけに話し合いたい。
・「あんしんノート」があることで家庭内での対話が促進できると思った。
・ACPの話が聞けて良かった。自分自身のことについても考えるきっかけになった。
・ACPについて地域にもっと広がるようにしたい。
加藤さゆり先生より
・臨床現場でのACP実践の困難さを改めて痛感しました。患者さまやご家族の心情に配慮しなければならないので、そのタイミングを探ったり言い方を考えたりするのに大変なご苦労があると思います。一方で、患者側としては「医療者に自分の意見を言っていいものか?」と思っておられる方が多いのも事実です。双方にとってよい方法はないか、私も模索していきたいと考えております。

地域高齢者のアドバンス・ケア・プランニング