令和2年度 看護連携型ユニフィケーション事業 学習会を開催しました(1)

令和2年度 看護連携型ユニフィケーション事業 学習会を開催しました(1)

 「脳卒中患者のセルフマネジメント支援について」をテーマに、令和2年8月31日(月)に島根県立中央病院においてユニフィケーション学習会を開催しました。担当者の島根県立大学出雲キャンパス佐藤美紀子講師と島根県立中央病院曽田摂子副看護師長が中心となって学習会の企画・実施を行いました。

 研修参加者は、島根県立中央病院6階西病棟の看護師7名でした。佐藤講師より、脳卒中患者の療養生活上の課題として再発予防の他に、「疲労感」「身体機能の低下」「情緒の問題」があり、これらを理解して支援する必要があることについて、データを示しながら説明いただきました。役割のマネジメントも必要であり、セルフマネジメントの実態から、どのように患者に動機付け、教育していくのか、指導のポイントについても講義を受け、意見交換を行いました。今回の学習会で脳卒中患者が抱える療養生活上の課題として、再発予防についてだけでなく、患者が疲労感を抱えていることや、今後の生活において役割のマネジメントが必要であることなど、これまで自分たちが気付けていなかったことを知ることができました。今後は臨床での活用方法を検討し、実践に活かしていきたいと思います。
 参加者全員がとても満足・満足と答え、参加者から「自分たちも入院中からできることがあると気づいた。」「最新のことがわかり、服薬管理とともに血圧測定が再発予防に必要だと分かった。」などの感想があり、今後への活用度の高い研修となりました。

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