看護連携型ユニフィケーション事業学習会を開催しました(6)
看護連携型ユニフィケーション事業学習会を開催しました(6)
島根県立こころの医療センターリハビリⅠ病棟では、精神保健福祉法による一般精科病棟と医療観察法ユニットからなるユニット方式の病棟であり、2017年10月に医療観察法病棟が開棟し、良質な看護を提供するために、業務の見直しや病棟間の応援協力体制の構築、情報共有の工夫を行ってきました。今年度、リハビリⅠ病棟の病棟看護目標に掲げてある【私たちは、自律した看護の専門職としてやりがいのある働きやすい職場づくりに努めます】を実践・達成するために学習会を通して、働きやすい職場づくりを行っていくことを目的として、平成30年7月20日島根県立こころの医療センターにおいてユニフィケーション学習会を開催しました。島根県立大学出雲キャンパス落合のり子准教授と、島根県立こころの医療センター黒目奈美副看護師長が中心となり学習会の企画、実施を行いました。
研修参加者は、こころの医療センターリハビリⅠ病棟看護師7名、テーマは「働きやすい職場にするコミュニケーション」でした。
働きやすい職場づくりとなるための方法について、実際にアクションチェックリストを記入し、病棟の職場環境の良い点や改善点をみつけることができました。良い点について仕事の進め方や職場の人間関係・相互支援について「声を掛け合い、協力しあっている」の意見が多く、ノート、ホワイトボード、掲示板を活用し、情報共有や応援協力体制が取りやすいように工夫しているなどの意見がありました。安心できる職場の仕組みとして、個人の希望を尊重しつつも、安全な人員配置をとなる勤務調整にも配慮してもらえているなどの意見がありました。 職場の改善点として、医師とのコミュニケーションの進め方について意見があり、お互いのコミュニケーションを円滑にし、チーム医療が進むような方法について意見を共有することができました。
1時間の短い時間でしたが、「病棟の現状を聞いてもらえ嬉しかった」と意見もあり、ユニフィケーション事業としての有意義な研修となり、アンケート結果も満足度の高い結果になりました。