看護連携型ユニフィケーション事業学習会を開催しました(3)
看護連携型ユニフィケーション事業学習会を開催しました(3)
看護や在宅サービスを受けている患者背景を理解し、救急外来受診時の看護や対応に役立てることを目的として平成30年7月24日(火)に島根県立中央病院において、ユニフィケーション学習会を開催しました。担当者の島根県立大学出雲キャンパス加藤典子准教授と中央病院山本真理子副看護師長が中心となって学習会の企画・実施を行いました。
研修参加者は、県立中央病院救急外来の看護師計7名でした。テーマは「在宅医療と看護について理解する」でまずは加藤典子准教授より地域の施設の機能やスタッフの配置、生活支援が必要な患者の支援について講義がありました。在宅から病院で入院・治療を受けたのち再び地域へ帰っていくサイクルを繰り返すが、そのたびに入院時よりも生活能力が低下していることが多いこと、また、生活能力を低下させない看護の継続やその都度必要に応じたサービス内容の変更や追加の必要性を理解することができました。
参加者の満足度は、とても満足・満足が100%を占め、参加者からは、「救急外来に付き添いでくる方の職種や関係性に合わせた説明や指導の方法に配慮が必要であることが分かった」「患者さんの背景とサービス内容等を理解し、必要な情報提供ができるよう記録の充実などを図っていきたい。」などの感想が寄せられ、今後への活用度の高い研修となりました。