令和2年度 看護連携型ユニフィケーション事業 学習会を開催しました(2)
令和2年度 看護連携型ユニフィケーション事業 学習会を開催しました(2)
「アロマセラピーの効果について症例を通じて学習しよう」をテーマに、令和2年9月16日(水)に島根県立中央病院においてユニフィケーション学習会を開催しました。担当者の島根県立大学出雲キャンパス松本亥智江准教授と島根県立中央病院藤原智代美副看護師長が中心となって学習会の企画・実施を行いました。
参加者は、島根県立中央病院小児病棟の看護師7名でした。松本准教授より、「重症心身障害児へのアロマセラピー」について講義を受けました。またアロマセラピーを体験し、「香りを使い楽しむこと、五感を刺激しコミュニケーションを図っていくことが大切である。使用する際の注意点として、リラックス効果を表情や体の反応で評価し、良い反応に気づくことが大事で、好みは十人十色なので介助者の嗜好に合わせないようにしなければならない。マッサージの方法として刺激の少ないオイルから施行し手浴や足浴を通じて気持ち良くなるケアを行なうことが必要である」などの学びを得ました。
参加者全員がとても満足、活用できると答え、参加者から「アロマを取り入れて反応を見ながらコミュニケーションをとってみたいと思った。」「患児に気持ちよさを感じてもらうための手段が学べてよかった。」などの感想があり、今後への活用度の高い学習会となりました。