令和2年度 看護連携型ユニフィケーション事業 学習会を開催しました(4)
令和2年度 看護連携型ユニフィケーション事業 学習会を開催しました(4)
「地域連携の必要性について学ぶ」をテーマに、令和3年1月22日(金)に島根県立中央病院においてユニフィケーション学習会を開催しました。担当者の島根県立大学出雲キャンパス加藤典子准教授と島根県立中央病院上野裕美子副看護師長が中心となって学習会の企画・実施を行いました。
参加者は、島根県立中央病院救急外来の看護師4名でした。加藤准教授の講義から、地域包括ケアシステムの考え方や、医療法・介護保険法など様々な法律から方針が定められていることを学びました。また地域で生活している患者に関わる職種の中で、患者の生活と医療を統合して考える事が出来るのは看護師であり、私たちの役割の重要性を再認識しました。また近年は公的施設への入所は介護度がある程度高くないと難しいため、サービス付き高齢者住宅など民間施設の利用者が増えてきており、受診時の付き添いに看護師以外の方も多く、情報の取り方や情報提供の仕方も相手によって変えていく必要があることを学びました。更に、在宅で過ごす方に対し、ケアマネージャーを中心に多くの職種が関わっているだけでなく、家族以外に近隣住民のサポートを受けながら生活している人も多く、患者を支えている地域のつながりも視野に入れて、患者の全体像をとらえていく必要があることを学びました。
参加人数が少なく残念でしたが、今回得た知識や学びを他スタッフにも伝え、今後の看護実践に活かしていきたいと思います。