令和2年度 看護連携型ユニフィケーション事業 学習会を開催しました(8)

令和2年度 看護連携型ユニフィケーション事業 学習会を開催しました(8)

 令和2年11月26日(木)に島根県立大学出雲キャンパスの小田美紀子准教授と島根県立こころの医療センター杉谷久美子、佐貫明美副看護師長が中心となって学習会の企画・実施をしました。学習会の参加者は、看護師9名でした。

 集中治療病棟では、精神科の急性期、重症患者の入院を受け入れています。患者さんの症状や気持ちに寄り添い、時には暴力への対応も必要となります。そんな中でスタッフ同士の関係はとても重要になります。今回、コーチングのタイプに合わせた関わり方を学び、スタッフ同士の関係づくりに活かすことを目的に学習会を実施しました。
 小田先生の講義では、コーチングについての基本やコーチングによるタイプ分けについて話を聞きました。コーチングはその人の中にある可能性や力、やる気などを引き出す関わりで、日頃から肯定的な捉え方を心がけ、強みに気付けることが大切だと学びました。
 演習では、実際に自分のタイプを診断し、2~3人のグループに分かれて、タイプ別の関わり方を話し合いました。自分のタイプに納得して頷いたり、驚いたりと和気あいあいとした雰囲気となりました。その後、タイプ別の関わり方についての講義を受け、より実践に活かせるものとなりました。
 アンケートでも、「コーチングについて楽しく学ぶことができて良かった」、「自身のタイプを知り、スタッフや患者さんとの関わりに活かしていきたい」との感想があり、満足度の高い研修会となりました。

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