”学習会5”を開催しました
”学習会5”を開催しました
ナラティブの手法を用いて看護を言語化することにより、お互いの価値ある関わりを認め合えることを目的として、平成29年10月13日(金)島根県立中央病院でユニフィケーション学習会を開催しました。
担当は、島根県立大学出雲キャンパス梶谷みゆき教授と県立中央病院看護局のユニフィケーション事業協議会メンバーの3人でした。テーマは「ナラティブ研修会~あなたの看護、語ってみませんか?~第3回」で、研修参加者は、県立中央病院の臨床経験5年目以上の看護師12名でした。2グループに分かれて、事例の共有と看護の意味を考え臨床知にしていくグループワークを行いました。最終の3回目となり、メンバーが集まると自然に事例検討が始まるという積極的な雰囲気で意見交換がされました。ナラティブの手法を用いた振り返りは、反省する振り返りと違い、認め合う過程の中で看護が変わると参加者全員が感じた研修となりました。何気なく行われていた患児の不機嫌に向き合う看護を「相手を信じて待つ看護」、自分の強みを活かして感じたことを行動に移した看護を「相手の思いにピタッとくる看護」などと言語化することが出来る研修となりました。
参加者の今後の看護への活用度は、大いに活用できる・活用できるが100%を占め、参加者からは、「うまくいった事例を振り返り認め合う過程の中で、自分の関わりや看護を認めてもらい、力づけられ、やる気を高めることができました」「いろんな方々の意見で看護の良いところ、自分達がやっている良い看護に気づかせてもらえることが良かったです」などの感想が寄せられ、満足度の高い研修となりました。