令和元年度 看護連携型ユニフィケーション事業 学習会を開催しました(11)

令和元年度 看護連携型ユニフィケーション事業 学習会を開催しました(11)

 精神科看護師を取り巻くストレスの現状を知り、自己のストレス度を把握しストレスのセルフケア方法を考えるとともに、スタッフ一人一人が生き生きと仕事できる環境を考えるという2点を目的に「看護師とメンタルヘルス」というテーマで、令和元年11月21日看護連携型ユニフィケーション学習会を開催しました。担当者の島根県立大学出雲キャンパス松谷ひろみ助教と、島根県立こころの医療センター佐貫明美・植田和恵副師長が中心となって学習会の企画をしました。

 研修の参加者は、こころの医療センターリハビリⅡ病棟看護師8名、看護補助者3名の11名でした。まずは松谷ひろみ助教より、精神科看護師を取り巻くストレス要因や、生活上のストレスイベントについての講義を受けました。その後、ストレス対処ではセルフケア反応やストレス理論について話を聞き、自分自身のストレス対処方法を振り返った用紙を用いて、ストレス対処について学ぶことができ、また自分自身を振り返る機会となりました。自分自身でできるストレス対処だけでなく、職場のコミュニケーションを円滑にし、思いを話すことや、共有できる場を作ることも必要だと学びました。今回、時間超過によりグループワークができませんでしたが、今後も話し合いの場を設けスタッフ一人一人が、生き生きと仕事できる環境を考えていきたいと思います。
 アンケートでは、「ストレスについて学べてよかった」「自分自身を振り返る機会となり、困ったことなど、病棟で口に出せる雰囲気が大切と思った」等満足度の高い学習会となりました。

令和元年度 看護連携型ユニフィケーション事業 学習会を開催しました(11)