令和2年度 看護連携型ユニフィケーション事業 学習会を開催しました(3)

令和2年度 看護連携型ユニフィケーション事業 学習会を開催しました(3)

 「ストレスと対処法」をテーマに、令和2年11月19日(木)に島根県立中央病院においてユニフィケーション学習会を開催しました。担当者の島根県立大学出雲キャンパス大森眞澄教授と島根県立中央病院金築明美副看護師長が中心となって学習会を企画・実施しました。

 参加者は、島根県立中央病院手術室の看護師12名でした。大森教授よりストレスとは何か、それに対するストレス反応が急性と慢性でどのような症状があるのか、コーピングの種類などについて講義を受けました。またリラックスするための呼吸法や筋弛緩法についての演習や、仕事とウェルビーイング(満足度)に関する自己テストを行い、自分が仕事中毒になっていないかを自己診断しました。グループワークでは、仕事においてのストレスやそれに対する対処方法を話し合いました。学習会を通して、小さなことでも100個くらいコーピング対処方法を持っておくことや、自分に向かって問いかけてみる行動も大切であることを学びました。またストレスに感じる事や対処方法を話し合うことで、参考にできる内容や共感できる内容も多く、ストレスフルにならないためにどうしたらよいかを考えるきっかけになりました。参加者から「家でストレスを感じることが多いですが、自分だけ何で、と思わずに家事と育児を頑張っているねと、自分で自分を褒めたり、子供を叱る前に呼吸法を使用してみようと思います。」という意見もあり、仕事の面のみならず、普段の生活の中でのストレスにも対応できる学びを得て、満足度の高い研修となりました。

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